〈装具とは?〉
病気やケガをしたとき、患部に負担をかけず治療をサポートするものです。また脳卒中などの疾患によりまひが残った手足を支え、「立つ・歩く」という日常生活の動作を補助する役目もあります。
・製作している装具の一例です。一人ひとりに合わせた装具を作っています。
・プラスチック製短下肢装具(シューホンブレース、SHB)
脳卒中などの疾患によりまひが残った手足を支え、日常生活をサポートする片まひ用装具。作製前には毎度足の型をとります。とった型から石膏モデルをおこし、修正を施します。修正した石膏モデルを使ってプラスチックを成形することで、足に合った装具を作製することができます。
糖尿病などの循環障害では足指・足裏にキズや潰瘍ができたり、むくみや足趾の変形などが起こると市販の履物では足に合わなくなることがあります。この装具は足に合わせて製作し、むくみや変形の見られる足にも合わせることができます。また付属のインソールや靴底を足の状態に合わせて調整することができます(キズや潰瘍部の免荷、ロッカーヒールによる踏みかえし補助など)。足に負担がかからないようにしながら、キズや潰瘍の悪化を防ぎます。また新しいキズや潰瘍をつくらないための予防にもなります。
脊椎の圧迫骨折や脊柱菅狭窄症、変形性腰椎症などの疾患に対し、脊椎への負担がかからないようしっかりと固定し、治療のサポートをします。
扁平足や外反母趾、開張足など様々な足のトラブルに合わせて製作します。
(写真は野球少年に作ったスポーツ用インソール)
・装具製作用アンケート
装具の製作にあたってアンケートをいただく場合があります。ご協力お願いします。